この記事に辿り着いた方はおそらく墨田区で我が子の幼稚園を探していらっしゃることでしょう。世の中は共働き全盛。保育園の情報は溢れるほどあれど、幼稚園の情報というのはほとんどありません。かくいう我が家も、いくら検索しても情報はなく、10年以上前の情報なんかを頼りにしていたのでこの記事がいくらか役に立つと嬉しいなと思います。
実際の面接の様子なども書いていますのでぜひ参考にしてみてください。
なお私の子供が入園したのが2022年、受験をしたのは2021年です。今とは状況が変わっている可能性もあるので注意ください。
年少からは私立しか選択肢がない
そもそもの話ですが、年少から幼稚園に入れたければ墨田区の場合は、私立しか選択肢がありません。選択肢は墨田区の公式ウェブサイトに掲載されている次の8つとなります。
これに住んでいる地域などを加味すると意外と悩むほど選択肢はないということになります。
近隣の区の幼稚園に通うという選択肢も
区ざかいに住む墨田区民であれば台東区や江東区などの園も選択肢になるでしょう。我が家も最終的に受けたのは台東区1件、墨田区1件でした。
各園の所感
それでは各園の所感を書いていきたいと思います。
あさひ幼稚園
墨田区で人気の幼稚園。ウェブサイトから感じたのはザ体育会系の香り。体操やあいさつという単語が溢れており、我が家には合わないだろうということで見学にも行きませんでした。
通園バスがある点や預かり保育がある点などは評価が高かったです。その辺りが人気の理由なんだと思います。後は思いっきり運動させたい、といったご家庭にも合いそうな気がします。
本所白百合幼稚園
キリスト教系の幼稚園。私自身が幼稚園や中学高校大学とキリスト教系だったので(信仰はありませんが・・)なんとなく親近感。しかしカトリック系なんですよね。カトリック系って大体厳しいことが多いので自由に伸び伸びさせたいなーという方針から少し減点。
あと妻的に大きかったのはほとんどがお弁当ということとバスがないこと。バスは自転車で通えば良い距離なのですが、パートで働きたい妻にとってお弁当は少しハードルになると考えました。また2次募集の貼り紙もみたことがあったので、希望した幼稚園に入れなかった場合にあらためて考えようということになりました。
言問幼稚園
こちらは仏教系幼稚園。バス有りは要件に当てはまるも、給食が週3回なので妻的にそこがネック。預かり保育は充実していました。
造形や音楽、体育などに力を入れていて創造性のようなものを大切にしている印象があり、我が家の教育方針に合いそうということで、幼稚園の見学や説明会にも行きました。
歴史ある幼稚園なので地域や親同士の連携は多そうだと思いましたが、それはどこの幼稚園もそうだろうという感じ。
妻が説明会で感じたのはコロナ対策はかなり丁寧にやっているということでした。またペーパーレスかを進めているという話もあり、ほとんどがアプリ経由でプリントは少ないといった方針も良かったです。
上記のような経緯でこの園は結果的に考査に参加しました。
蔵前幼稚園(台東区)
台東区で人気の幼稚園。墨田区までバスがあり、全日給食。預かり保育という概念はなく、習い事が園終わりにあり、それが実質預かり保育になっている。
必要要件を満たしていたので有無を言わさず候補に。こうしたスペック的な部分での人気もありますね。後は英語などに力を入れているので教育に力を入れたい場合もおすすめです。そういった意識のある親御さんが集まるので情報共有もしやすいでしょう。
事前の説明会は私が参加しましたが、コロナ対策でほとんど説明というよりも園内見学〜という感じでした。ちょっと土地が狭いので子供たちは階段が大変だなーという印象。
グラウンドも全天候型のタイプなので土に触れさせて育てたいって家庭であればあさひ幼稚園の方が向いていそうです。
なお土曜日の登園もあったりするのでこの辺りも他園との違いですかね。
言問幼稚園と蔵前幼稚園を受験
バス通園、給食と教育方針。ここがポイントとなってこの二園を受験することにしました。
考査の内容からもその園のスタイルが見えてくるので最終的には受験後に考えるということで良いと思いました。同じ代となる親御さんや先生の雰囲気も知れますしね。
とはいえ実際はウェブサイトや説明会から感じた雰囲気と同じ感じが多かったです。
面接対策は親中心で
そんなにお受験的な幼稚園でも無いので子どもを塾に通わせたりとかは全くいらないです。
親としては志望理由や子どもの長所短所・好きなことなどは事前に答えをある程度共有しておきました。両親で違っているとまずいので。
子どもには好きな食べ物は何かな?ちょっとだけやりました。ふざけて答えるようになったのでもう大丈夫だと思っていましたが、案の定面接で全然違うこと答えていました。
実際の面接の様子
蔵前幼稚園
両親へ志望動機等いくつか質問がされた後、子どもへの質問がありました。子どもだけの面接もあった気がしますがちょっと記憶が薄れています。。
面接の様子も、いわゆる面接って感じで、結構カチッとした印象でした。人数はそれなりに多く倍率は高いことが伺えました。
言問幼稚園
こちらは両親との面接のみで、面接中は子どもだけ少し離れたところで先生と遊ばされます。離れて泣いたりしないか心配でしたが、楽しそうに遊んでいました。
質問は蔵前幼稚園とそこまで変わらず、志望動機や普段の様子などを聞かれたと思います。蔵前幼稚園と比べるとフランクな感じでした。人数も蔵前幼稚園より少なかったですので、落ちるとすると10%くらいかなといった印象です。
両方合格!
最終的には、両方の園に合格することができました。
人数的に蔵前は少し倍率は高そうでした。月齢が低いとちょっと大変かもなーという感じですが、幼稚園側でも考慮されるとは思うのであまり心配しなくても良いかなと。どちらかというと親と子供の関わり方などをみているのですかねー。基準はよくわかりませんでした。
書き忘れましたが、私はスーツを着て臨みました。子どもも少しよそ行きの服装にしました。大体どこの家庭もそんな感じでした。
どちらを選んだのか
かなり悩みました。お弁当が大変だとか、教育方針が違うとか、預かり保育の違いとか。
でも最終的にはフィーリングで妻と私の意見が一致したのでそこに決めました。通ってみて全く後悔していないので、感覚は大事ですね。
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